すい臓がんの日系ペルー人に在留特別許可 弁護団声明

ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
闘いは続きますが、ひと区切りです。
今後ともよろしくお願いいたします。中井雅人

報道

朝日新聞デジタル2021年9月13日 14時00分
「膵臓がんで手術必要」日系ペルー人に在留特別許可 異例の3週間で
https://digital.asahi.com/articles/ASP9F4DR0P9DPTIL002.html

毎日新聞 2021/9/13 18:51(最終更新 9/13 18:51)
日系ペルー人に在留特別許可 がん療養のため 国保に加入し手術へ
https://mainichi.jp/articles/20210913/k00/00m/040/162000c

一般社団法人共同通信社2021/9/13 15:57 (JST)
がんのペルー人に在留許可 法務省、国保加入で手術へ
https://nordot.app/810037048752128000?c=39546741839462401
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c841a97451dd107709455036239aa2b197dc578

朝日放送09/13 17:52
国保に入れず“がん治療受けられない”ペルー人男性に在留特別許可
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_12114.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/becaa9b0276b67eedd0b5568cc49dcaca64dcdf3

毎日放送 更新:2021/09/13 18:10
がん患う日系ペルー人男性が国民健康保険を申請し30日手術へ 入管庁が在留特別許可
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210913/GE00040114.shtml
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70f2783cc9f41228d52a565838ce1970f506e92
毎日放送更新:2021/09/13 12:20
“がん治療に国民健康保険が必要”日系ペルー人男性に『在留特別許可』
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210913/GE00040110.shtml

弁護団声明

弁護団声明(在特)20210913pm9

本日、大阪出入国在留管理局長は、ペルー国籍の日系3世のブルゴス・フジイさんに対して、在留を特別に許可する旨の通知(疾病のための療養活動のための在留許可)を行いました。
ブルゴスさんは、1991年に来日し、日本での居住歴は30年以上です。ブルゴスさんは、2017年に、入管に収容され、2020年5月に仮放免されました。その後、2021年初め頃より体調を崩すことが増えはじめましたが、健康保険に加入できないことから、病院を受診することができませんでした。2021年6月頃より、急激に体調が悪化したため、病院で検査したところ、8月に、画像所見で膵臓がん(ステージ2)と診断され、早急な手術と治療が必要であると告げられていました。
弁護団は、8月23日に、大阪出入国在留管理局に在留特別許可を出すよう要請を行いました。また、ブルゴスさんの家族らが、記者会見を行い、ブルゴスさんの窮状を訴えました。
記者会見後には、ブルゴスさんに関する報道がなされ、大勢の市民から励ましの声をいただきました。また、多くの支援者らが、実際に入管に電話をし、足を運んで、ブルゴスさんとその家族らを助けました。このような、大勢の市民の声が力となり、入管を動かしたことは間違いがありません。
そして、法務省及び大阪出入国在留管理局は、本件が人道上の問題であること、ブルゴスさんの病状が深刻であり、一刻の猶予もないこと、医療スケジュールを把握した上で、本日、在留特別許可を出しました。申請から3週間での在留特別許可は、異例の早さではないかと思います。弁護団としては、法務省が、一人の外国人の問題に真摯に向き合い、適切な考慮と早さで、在留特別許可を出したことを評価しています。
ブルゴスさんは、本日、無事に、国民健康保険に加入することができました。今月末には、手術を受ける予定であり、当初の予定通りの医療スケジュールで、治療が受けられることに感謝しています。
また、ブルゴスさんに関する報道後、全国から(一部は、アメリカからも)ご寄付をいただきました。弁護団一同、心から感謝申し上げますとともに、皆様からいただきましたご寄付は、ご本人の治療費および支援者等の活動等寄付の趣旨に沿って活用する所存です。
最後に、ブルゴスさんについては、大勢の市民の関心と声により、入管を動かし、解決を図ることができました。しかしながら、本件のような仮放免中の外国人の医療・生活問題は、本来、一個人が個別に勝ち取るべきものではありません。在留資格のない外国人であっても、生きていく上で最低限必要な保障については、それを権利として享受できる枠組みが構築されるべきであると考えています。
今回、お力添えをいただきました市民の皆様には、改めて感謝申し上げますとともに、ブルゴスさんの闘いは、まだ続きますので、ご支援の継続をお願い致します。
以上
2021年9月13日
代理人弁護士乾彰夫、大森景一、川﨑真陽、高山良子、中井雅人、仲尾育哉、仲晃生、西川満喜

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