謹賀新年2024

1 労働事件においては、労働審判による解決が多かったです。事案と制度を見極めつつ、今後も依頼者の利益のために活用していきます。

2 入管法改悪法案が可決されました。関西での改悪反対運動に参加しました。弁護士会も弁護士法1条に規定された使命のもと動きました。闘いの過程で入管行政の闇がさらに暴かれました。人権・人道の観点からの入管法改正と移民受入を実現しなければなりません。

3 2023年6月28日、7年以上担当している「全国部落調査」復刻版差止等請求訴訟の東京高裁判決がありました。憲法13条・14条から導かれる「差別されない権利」を認める画期的な判決でした。さまざまな差別・抑圧との闘争において活用されることを望みます。

 

今後も労働問題・入管問題をはじめとして、さまざまな人権課題に取り組んでいきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

2024年元旦