大阪入管内で後ろ手錠で14時間放置 第1回口頭弁論期日

2017年12月、大阪入国管理局に収容されていたペルー人が、保護室内において後ろ手錠で拘束されたまま14時間以上も放置された事件(2020年2月提訴)について、2020年10月7日に第一回の口頭弁論が行われました。
2020年5月にようやく仮放免となった原告本人も出廷し、本件裁判を起こすに至った思いを意見陳述しました。

しかし、裁判所による傍聴制限(コロナ対応のためか3分の2程度の傍聴席が使用禁止)のため、多数の傍聴希望者が傍聴をすることができませんでした。
原告意見陳述および原告代理人意見陳述を公開します。

原告意見陳述【PDF】

原告代理人意見陳述【PDF】

以下、報道がされています。

手錠され14時間以上放置 「動物みたいな扱いしないで」ペルー人男性の裁判始まる(朝日放送ABC)

「動物みたいに…」入管の対応巡り外国人が国を訴えた裁判始まる  約220万円の損害賠償を求める(関西テレビ)

“入管暴行”ペルー人裁判始まる」(NHK関西 NEWS WEB)

“手錠で放置は人権侵害”ペルー人男性「拷問のよう」 国に損害求める裁判始まる( MBSニュース)

 

大阪入管で手錠され14時間放置など国家賠償請求~証拠保全における国の対応の問題・提訴報道~